2018.11.27 00:35西行の和歌漢字かな混じりの書の、大きな作品です。池大雅の書風を取り入れ、やわらかい純羊毛の毛の長い筆でゆっくり慈しむように書きました。温かいキメの細かい線が出ます。やわらかい筆をきっちり立てて書くのは、筆の毛をコントロールする技術が必要です。筆が傾いてくねくねすると線がぐにゃぐにゃになり、ベタベタ品がなくなります。表情を出そうとすると芸人さんと一緒で、滑るんです(笑)全紙サイズで、縦約135、横約35センチ...
2018.11.24 00:37おそろい金色のちひさき鳥のかたちして銀杏散るなり夕日の岡に与謝野晶子赤の塗りの額縁布は帯とおそろい帯締めは個展のお祝いにいただいたもの。締め方、行儀悪い😅羽織を帯に作り直し、その残り布です。白い壁の洋室にも合います。二枚目が肉眼に近い色です。連日たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございます。
2018.11.22 00:40游赤がアクセントの大島紬お母様の形見の正方形サイズの布をお預かりしました。洋室にも合うような作品を。。 着物が黒いので墨は青墨を使い、透明感を出しました。基調の古典は黄庭堅。書きすぎてわからなくなりました🙆意味の上でお洒落な一字で考えました。これも人気のある作品になりました。白い壁にバッチリ合います。
2018.11.04 02:26すべて掛け軸や額は着物で作っています賓日館での書展「こんな書道展はじめて」「着物が生きている」「何人もの方が書かれているのだと思いました」と、飛び入りの観光客さんたちお話をした北海道、山形、千葉県、熊本からも、ほかのイベントともさかなり、午後だけで110人も来てくれました。着物布を見てれぞれの着物が生きる書をいろんな書風で作れるのは恐らく私だけだと思います。個々の作品につきましてはまた後日丁寧にポストさせてくださいませ。