西行の和歌

漢字かな混じりの書の、大きな作品です。

池大雅の書風を取り入れ、やわらかい純羊毛の毛の長い筆でゆっくり慈しむように書きました。温かいキメの細かい線が出ます。
やわらかい筆をきっちり立てて書くのは、筆の毛をコントロールする技術が必要です。

筆が傾いてくねくねすると線がぐにゃぐにゃになり、ベタベタ品がなくなります。表情を出そうとすると芸人さんと一緒で、滑るんです(笑)

全紙サイズで、縦約135、横約35センチです。

写真ではわかりませんが、大きな床の間に一点だけ悠々と掛けました。

着物は一枚に見えますが三枚繋げています。薄い薄いブドウ色です。

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翠穂 suissuis

着物地が語る書