落ちかかる月を観てゐるに一人

落ちかかる
月を観てゐるに
一人
種田山頭火


塵紬(きくじん)の紬着物からイメージに合う俳句を、探しました。

麹塵とは、麹カビの色で青緑にくすんだ抹茶を混ぜたような魅惑的な色(吉岡幸雄 日本の白辞典)

作品の周りには目立たないですが月をイメージして黄色いラインが入ってます

作品の白に無理と無駄のない

奇跡的な一枚

もう二度と書けないと思います。

書は一瞬。修正もできません。

たくさん書き続けると

ゲシュタルト崩壊をおこし

わけがわからなくなります

それを乗り越えて

また、書きます。

着物布に失礼のないように。

この作品はご売約済です。ありがとうございました


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