秋の個展に向けて

今年の夏も早かったです。読売書法展審査員として七月下旬約一週間上京。制作の日々への皺寄せが今ごろ。

大胆な昔紬。夏草(たぶん、夏菊?クレマチス?、蛍袋、カボチャの花?)の図柄が素敵。
所々穴のあいた、古いもの。図柄を活かすためにお軸がいいかと。
水色の紙、白の紙、どちらを合わせようか。楽しく悩みます。

きもの地の書は、何を書くか、ではなく、何を(きもの地に)書かせていただけるか。
それゆえ、多くの古典に習熟することが常の課題です。

きもの地の品位を損なわないために、漢字も仮名も古典をモチーフにしたものでないと映えまないと思います。


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翠穂 suissuis

着物地が語る書